部屋探しはいつから・何ヶ月前から始めたほうがいい?
四月から新しい生活を始めるために部屋探しを始めなければならないという人も多いことでしょう。特に今まで部屋探しをしたことがないという人にとっては、いつから部屋探しを始めればよいのかわからない人も多いかもしれません。より良い住まいを見つけるためにも、部屋探しの具体的な日数について把握しておくことが大切です。
動き始めるのは1か月から2カ月前がおすすめ
何か特別な事情がないのであれば、不動産会社に出向くなどの実際に動き始めるタイミングは引っ越しの1カ月から2カ月前ほどがおすすめだと言われています。つまり四月に引っ越しを終わらせておきたいのであれば、二月中には動き始めなければならないということになります。
しかしすぐに良い物件に巡り合ったからと言って、四月の引っ越しまでに契約を伸ばすことはできません。どうしてもその物件に住みたいのであれば、早い段階で契約をおこない、二月分、三月分の家賃も支払わなければならないことを頭の中に入れておきましょう。
情報収集は早い段階で始めよう
実際に動き始めるのは1か月前から2カ月前とされていますが、それまでにある程度の情報収集はおこなっておかなければなりません。近年ではインターネットでさまざまな物件を比較することができるので、自分が住みたいエリアはどこなのか、エリアが決まったならば家賃相場はどれぐらいなのか、どんな部屋があるのかなどの基本的な情報は把握しておくことが大切です。
情報収集をしっかりとおこなうことで、自分の希望が明確になり、物件を比較するための知識をつけることができます。インターネットの物件探しであれば、いつでも始めることができ、少しの隙間時間でも気軽におこなうことができるでしょう。
部屋にこだわりを持つ人の場合には、もっと早い段階で物件探しを始める必要があります。このような場合には、インターネットでの収集だけではなく、情報誌などそのほかの方法も検討すると良いでしょう。情報に慣れておくだけでも何もしないよりもかなりスムーズに進められることにつながります。
情報収集の際には条件をまとめよう
情報収集をしようと思って、ただ何となくインターネットの物件を見ていても、それでは何も始まりません。情報収集をおこなう際には、さまざまなことを重視しておこなう必要があるでしょう。その一つが希望条件をまとめておくことです。不動産屋に出向いた後は気に入った物件を内覧していくことになりますが、内覧してから良いと思った部屋に決めるとなると、なかなか一つに絞ることができなくなってしまいます。
その結果として、いつまでも決定することができずに長引いてしまい、最悪の場合には引っ越しに間に合わなくなってしまうことも考えられるでしょう。そのためどのような部屋がよいのかを事前にまとめておく必要があります。最低限決めておきたいこととしては、入居する予定日、家賃や管理費、立地や部屋の数や広さ、設備などがあげられます。
このような中で、自分の希望条件に優先順位をつけていきます。自分の希望にすべて合う物件を見つけるのが一番良い方法ではありますが、すべての条件を満たす部屋はほとんどないに等しいといえます。そのため自分の条件に優先順位をつけて、これだけは譲れないというものをはっきりさせておくと、決定の際には決めやすくなるでしょう。
このように事前に情報収集をおこなったうえで、引っ越しの1カ月から2カ月ほど前に実際に行動に移すことになります。実際に不動産屋に出向くことになりますが、その際には希望条件をしっかりと伝え、複数の不動産屋を回るようにしましょう。
事前に情報収集をしっかりとおこない、自分の中の条件を明確にすることで、効率よく部屋を探すことにつながります。多くの人がよいと考える物件は早くなくなってしまうことを頭に入れ、限られた時間の中で自分に合う物件を探すためにも、準備をしっかりとしておくことが大切です。