東武東上線沿線の賃貸不動産屋をおすすめランキングでご紹介!一人暮らしの方や女性のお部屋探しにも評判の会社を厳選比較!

賃貸住宅を契約する際、火災保険加入は必須?加入すべき理由とは?

公開日:2022/10/01  最終更新日:2022/09/28


賃貸物件を契約する際、火災保険への加入をすすめられた経験がある方も多いでしょう。自分名義の物件ではないため、なぜ加入すべきなのか疑問に思った方がいるかもしれません。また、実際のところ加入すべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、賃貸住宅を契約する際、火災保険に加入すべきかを解説します。

賃貸契約を結ぶなら火災保険加入は必須?

賃貸物件を契約する際、大半の方が火災保険への加入をすすめられるのではないしょうか。しかし、賃貸物件を契約するときはほかにも数多くの書類のサインをするため、よく考えずに火災保険の書類にサインする方も多いでしょう。

しかし、賃貸物件契約時は、火災保険への加入が義務付けられているわけではありません。あくまで任意のため、入居者自身が希望しなければ断ることも可能です。

火災保険に加入するメリット

加入保険に加入する本来の目的は、部屋の原状回復と家財の補償です。現状、日本の法律では失火責任法があり、重大な過失がない限り火元となった人に責任を追及することはできません。しかし、賃貸物件の場合は例外であり、原状回復が義務付けられています。つまり、賃貸物件で自分自身の不注意で火災を起こしてしまった場合、責任が追及されるのです。

なお、近隣住民が火元となって自分の部屋が燃えた場合、物件の損害に対する責任は火元である近隣住民となります。ただし、自分の部屋の家財に関しては失火責任法が適用されるため、責任を追及することはできません。つまり、もらい火によって自分の家財は燃えてしまった場合と、自分の不注意によって賃貸物件を燃やしてしまった場合を補償するのが火災保険なのです。たとえ事故や不注意で火災を起こしてしまったとしても、賃貸物件に住んでいる以上、損害賠償を行わなければなりません。その際、多額の費用を請求される可能性が高いでしょう。

また、燃えてしまった家財を買い直すにもお金がかかります。しかし火災保険に入っていれば、これらの費用が保険によって賄われます。火災を発生する可能性は低いかもしれませんが、もらい火によって被害を受ける可能性もあります。保険に加入しておけば、安心して暮らせるうえ、もしものときにも金銭面で多大な負担を負う必要がなくなります。

火災保険は自分で選んで加入することも可能

賃貸物件の契約時は火災保険への加入が義務付けられていないものの、ほとんどの物件では加入をルール化しています。基本的には不動産会社から紹介される保険に加入することになりますが、自分で選んだプランへの加入を許可しているところもあります。ただし、不動産会社が指定するものに加入しなければならない場合もあるため、自分でプランを決めたい場合は契約時に確認してみましょう。

また、自分で加入する場合、保険内容の確認や加入手続き、支払い手続きなどをすべて自分で行わなければなりません。保険の内容が充分かどうかも判断しなければならないため、不安な場合は不動産会社に任せるのがおすすめです。不動産会社の用意しているプランに加入する場合は、名前を記入するだけで手続きが完了します。手間をかけたくない方も不動産会社の用意するプランへの加入が適しているでしょう。

まとめ

賃貸物件契約時は、火災保険への加入をすすめられるケースが大半です。これはもらい火による家財の損傷、自分自身の不注意によって賃貸物件を火災に巻き込んでしまった場合などを補償するためのものです。お金はかかりますが、安心を買う意味で加入するのがおすすめです。また、火災保険への加入は義務ではないものの、賃貸物件がルール化しているケースが多いです。火災保険未加入で入居することはできないと考えておきましょう。

サイト内検索
記事一覧