東武東上線は一人暮らしに丁度いい?
就職を機に、または関東圏の大学に合格したからと夢の東京での一人暮らしを始める方は少なくないでしょう。
そんな時、ただやみ雲に不動産屋を回るだけではいけません。
なぜなら同じ東京でも場所によって特徴があり、住みやすいかどうかは違ってくるからです。
一人暮らし物件を探すなら、おすすめは東武東上線、東京豊島区の池袋駅から埼玉の寄居駅までの区間です。
東京でも家賃の安い物件が多いエリア
遠方から上京された方が東京の不動産屋を訪れて、まずびっくりするのが家賃の高さです。
それを避けるために埼玉や千葉など郊外に居を構える方も少なくは無いですが、それだと毎日の通勤通学に時間がかかって大変です。
そんな時に、東武東上線沿いの物件の不動産のお値段を見てみてください。
特に板橋区や練馬区は山手線沿線でも最も安いところ、一番高いといわれている有楽町や東京駅周辺の半値程度です。
都心を避けて田端駅や駒込駅を選んだとしても家賃平均7万円を越えています。
対して、東武東上線沿いの家賃の平均は5万円台、これなら無理なく出すことが出来るのではないでしょうか。
毎月飛んでいくお金ですから、それを抑えることが出来ると一人暮らし生活はかなり余裕が出てきます。
もちろん、東京都内ですから通勤時間も埼玉や千葉から来るのに比べるとかなり抑えられ、時間の節約にもなります。
朝の通勤ラッシュに苦しむ時間も少しでも抑えたいはず、そう考えるとまず不動産屋で探すべきはこちらのエリアだということは分かるでしょう。
物価が安いから生活費を抑えられる
東武東上線が一人暮らしにおすすめな理由として、物価の安さもあります。
板橋区や練馬区は23区の中でも最も若者が多いエリアと言われていますが、彼らでも無理なく買い物できる安さが保たれているわけです。
どうせなら超セレブが住むような所で暮らしてみたいと夢見る方もいるでしょうが、そんなところだとほんの普段着で出歩くことが出来ず、スーパーに行っても一つ一つのお値段が高いです。
周りの人もやっていないでしょうから、半額シールが貼られた商品を選んで買うなんて節約術も難しいはずです。
そうしているとあっという間に生活費は尽きてしまいます。
東武東上線エリアには大山のハッピーロード・中板橋商店街など昔ながらの商店街も残っています。
一人暮らし生活を始めてまず感じるのが人恋しさ、商店街のおばちゃんと会話をしながら、その義理人情に触れながらお買い物も楽しめるはずです。
また、スーパーも多いので、人とのふれあいは苦手だという方でも大丈夫です。
電車と同じ東武グループの東武ストアも何店舗もあり、遅い時間帯まで開いているので夜遅くまで働いていてもお買い物することが出来ます。
夜遅くなっても利用できる路線バスがある
もしも人身事故や自然災害で東武東上線が止まってしまったら電車難民になってしまうのではないか、このところの災害の多さで不安に思われている方も多いでしょう。
そうでなくとも、夜遅くまでの仕事や飲み会で終電を逃した時の心配もしなければなりません。
一人暮らしだと実家のように両親が迎えに来てくれることはなく、毎回タクシーで帰っているとその料金はかなりのものになってしまいます。
ですが大丈夫、そんな時にも赤羽行きや池袋行きのバス路線もあるのです。
たとえ電車が止まってもバスで他の駅まで行き、地下鉄の副都心線で帰ってくるなんて技も使えます。
深夜バスのミッドナイトアロー号が池袋駅から出ているので終電を逃した後でも家に帰ることは出来るのです。
眠らない街東京ですから深夜でも働いたり遊んでいたりという方も多く、それに合わせてバスも深夜から明け方にも運行しているわけです。
時には商店街で楽しくお買い物し、またあるときは夜遅くまで遊んでミッドナイトアローで帰ってきて、一人暮らし生活は快適なものとなるでしょう。
(※ミッドナイトアロー号は2022年3月現在、新型コロナウィルスの影響により、当面の間運休中。最新の運行状況は東武バスの公式サイトをご確認ください。)
