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未成年が不動産を借りるときに必要な書類は?

公開日:2020/09/01  最終更新日:2020/08/24

賃貸契約をする場合、未成年に限って必要な書類があります。成人した方が提出する書類に加えて、保護者の同意書が必要です。今回は、未成年が不動産を借りるときに必要な書類を説明するので、きちんと把握して素敵な住まいに住めるようしましょう。

親や保護者に同意書を書いてもらうことが必要

未成年の場合、賃貸契約において親の同意書がなければ貸してもらうことはできません。もしも親が一人暮らしを了承しているのなら、問題なく頼めるのですぐに書いてもらえるはずです。

逆に反対されているのなら、まずは部屋探しではなく親を説得し、納得してもらわなければなりません。もちろん、何かしらの理由で親がいなければ、代わりに保護者とされる人物に同意書を書いてもらうことができます。なお、働き始めていない学生でも進学などの理由で、不動産を借りたいと考えることもあるでしょう。

そのときは、収入がない状態で借りることは不可能なので、親に契約者になってもらって物件を借りることもできます。自身が契約するのと変わらない条件で住み始められるため、自分名義にこだわるのはあまり意味がありません。

成人した方が提出する書類と同じものはもちろん必要

成人した方が不動産を借りるときは、身分証明書が必要となるので免許証やパスポートなどを用意しましょう。学生ならば、通っている学校の学生証を身分証明書として使えるので安心です(まだもらっていないなら合格通知書)。

そして、住民票と印鑑証明書を用意しなければいけませんが、それなりに手間がかかるので早めに手続きをして入手することをおすすめします。加えて、収入があることを証明する書類が必要となるため、財政状況がわかる書類を用意しなければいけません。未成年の方もこれらの書類は必要となるので、すべてを揃えて提出できるようにしておきましょう。

ちなみに、未成年でも働いている方はいますが、学生の方も多くいるので、収入を証明できる書類だけは用意できないという場合もあるでしょう。たしかに、わざわざ収入がゼロであることを証明しても意味がないので、その場合は用意する必要はありません。その代わり親や保護者に連帯保証人になってもらい、その方の収入があることを証明する書類を提出することになります。

親や保護者と部屋を探すのがベスト

ある程度提出しなければいけない書類は決まっていますが、不動産会社や大家によって異なっている場合があります。そのため、アパートなどの部屋を探したいのなら、親や保護者と一緒に探すのがベストだといえるでしょう。一緒に探してもらえば、不動産会社の方から必要な書類が何か聞けるため、間違いなく提出できるようになります。

もちろん、忘れたのならそこで終わりで契約ができなくなるわけではなく、あとから提出すればよいだけなので安心しましょう。無事に提出すれば住民として相応しいか審査がされて、大丈夫だと判断されたのなら、あとは理想の部屋での生活をスタートするだけです。

 

未成年が部屋を借りようとした場合は、成人が借りる場合よりも多くの書類が必要とされます。ほとんどは連帯保証人となる親や保護者が用意すべき書類となるので、部屋を借りることを考えているのなら、早い段階で相談するようにしましょう。

親や保護者にも予定があるため、余裕を持って伝えなければ、必要なときまでに書類が用意されていないケースもあり得るからです。書類を提出できなければ、ほぼ間違いなく審査に落ちてしまって理想の住まいに住み始めることはできないでしょう。

なお、住まいを借りるならガスや電気などのライフラインの利用を開始させることを忘れてはいけません。せっかくすべての書類を揃えて、無事に理想の部屋に住み始められたとしても、ライフラインがないのならば快適な生活とはほど遠いでしょう。

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