東武東上線で不動産投資用マンションを探すには

池袋は、新宿や渋谷と並んで東京の有名な繁華街です。そんな東京の中心地を目指す埼玉からの主要なルートが東武東上線。池袋への短時間アクセスを見込み、ビジネス利用だけでなくプライベート利用でも東武東上線沿線は根強いニーズがあります。そんな今が旬の東武東上線で不動産投資用マンションを探す理由を探ってみました。

東武東上線沿線の地価上昇を予測できる理由1＜人口の増加率＞

2つのデータより読み取れる事実があります。総務省統計局の2019年住民基本台帳人口移動報告によると、東京は男女とも転入超過数がダントツの1位です。2位の神奈川と比べても男女とも約3倍の超過数となっています。そして、東京総務局統計部の2019年3月の東京都世帯数の予測統計データでは、単身世帯は今後も増え続ける見通しです。

人口が増えて単身世帯が増えるのなら、東京に大勢が住む場所が必要になります。つまり東京都心のワンルームマンションは増加するということがいえます。

東京に人が集中すれば、大型商業施設も次々と出現し、東京の大都市の新宿や渋谷、池袋周辺の人口も増えていくでしょう。東武東上線は池袋から埼玉に抜ける鉄道で埼玉県から東京へ向かう主要なルートになっています。池袋効果でしょうか？2位の神奈川とほぼ同数で3位に埼玉県が転入超過でランクインしています。池袋を中心に東武東上線沿線にもワンルームマンションが増加することが容易に予測できます。

東武東上線沿線の地価上昇を予測できる理由2＜立地条件＞

池袋に短時間でアクセス可能な立地条件のよい東武東上線沿線は、人気が高いので不動産物件にも最新の設備が導入されやすくなります。最新設備のハイグレードマンションなら不動産価値が下がりにくいといえます。また、投資用不動産は建てて終わりではありません。入居してくれる顧客があってこそです。

これを入居率もしくは、空室率と表現します。立地条件がよいので入居率もかなり期待ができます。需要の高さから不動産価格に上乗せしてさらに不動産価値は不動のものとなるでしょう。需要面としての不動産の多さが挙げられれば、供給する不動産業者の存在も大きいでしょう。

インターネットで軽く検索するだけで十社以上の不動産会社がヒットします。休日も各社バラバラで得意な営業範囲や顧客層が被らないように上手く棲み分けしているようです。東武東上線沿線には女性も多いことから、都市部から少し離れたエリアではファミリーユースもあり流入以外の人口増加要素も狙えそうです。

与えられた情報から不動産投資物件を探すステップ

東武東上線沿線の「人口の増加率」や「立地条件のよさ」から、このエリアの情報を収集することは効果的であることが理解できるでしょう。具体的によい不動産を取得するためには、何千件も物件情報を見ないといけません。多くの情報を比較分析検討して初めてほんのひと握りの自分の判断根拠と一致する物件と出会えるものです。

情報の仕入れ先は大きく分けて、不動産情報サイトにウエイトを絞るのが効果的です。不動産情報サイトのよい点は、地域・構造・利回りを絞って利用者登録しておけばこちらからお願いしなくても、サイトの方から勝手に連絡メールを送って情報を教えてくれる点です。

送られてきたメールを隙間時間にチェックする習慣をつけるだけで、かなりの物件をチェックできることになります。たとえば、東武東上線沿線（地域）・RC（構造）・6.５％（利回り）などと登録しておくだけで、東武東上線沿線の利回り6.5％のRC物件の情報だけがメールに届くようになります。実際にメールで条件を確認して希望条件と一致するなら最後にご自身の目で確認することも重要です。

これまで東武東上線沿線が人口の増加率と立地条件から地価上昇が見込まれる事をお伝えしてきました。そして、与えられた条件からの投資用物件の探し方も説明しました。あとは実践あるのみです。投資用不動産物件は、仕入れで7割以上が決まるとされています。よい物件を購入できるかどうかが不動産投資、賃貸経営の基本となります。