賃貸不動産の閑散期に部屋探しを行うメリット・デメリットとは?
賃貸不動産を探す際は、できるだけ安く借りることができる時期に探したいと思うのではないでしょうか。賃貸不動産に閑散期があれば安くなりそうな気がしますね。この記事では、賃貸不動産の閑散期に部屋探しをすることについてまとめているため、ぜひチェックしてください。
賃貸不動産の閑散期はいつ頃?
不動産業界にも閑散期があります。閑散期はいつ頃なのでしょうか。一般的に1月から3月は、入学や入社などで引っ越しが増える時期なので繁忙期になりやすいです。6月くらいまでは異動する人も多いので、不動産業界の閑散期は、6月以降といえます。
転勤の場合、秋の9月や10月にも発生することがあるので、この時期はやや繁忙期といえるでしょう。住まいを探すタイミングとしては、6月から8月がおすすめです。この時期は、賃貸物件も入居者を探すのに苦労するといわれているのでチャンスです。
賃貸不動産の閑散期に部屋探しを行うメリット
賃貸不動産の閑散期に部屋探しを行うメリットについてまとめておきます。
■焦らずに部屋探しができる
繁忙期に住まいを探す場合、よい物件は入居者がすぐに決定してしまう可能性があります。そのため、焦って住まい探しをしてしまうことになりやすいです。理想の住まいを見つけたらすぐに契約しないと他の人に決まってしまう・・・そう思って契約したら、後からもっとよい物件が見つかったということが起こる可能性もあるのです。閑散期に契約する場合は、そういったことも少ないので、時間をかけて部屋探しができるでしょう。
■家賃を交渉できる可能性もある
閑散期の場合は、賃貸物件が空かないように家賃交渉に応じてもらえる可能性があります。安くしてでも入居してもらいたいという場合、礼金ゼロや仲介手数料ゼロというような条件で物件を公開しているケースもあります。
■引越費用も抑えることができる
不動産業界の閑散期は、引っ越し業者の閑散期とほぼ同じです。引っ越し業者も転勤が多い時期は繁忙期となるので、引っ越し費用が高くなっています。閑散期に利用すれば、引っ越し費用を抑えることが可能です。
■丁寧に対応してもらいやすい
繁忙期は、一人ひとりへの対応が雑になりがちな不動産会社もあります。もちろん丁寧に対応してもらえることもありますが、会社によって異なるのです。そのため丁寧に対応してもらいたいなら閑散期の方がよいでしょう。
賃貸不動産の閑散期に部屋探しを行うデメリット
賃貸不動産の閑散期に部屋探しを行うとメリットが多いように感じられますが、デメリットもあります。
■引越の季節としては不向き
6月は梅雨で雨が多い時期です。7月や8月は気温が高くとても蒸し暑いです。どちらも引っ越しの時期としては不向きといえるでしょう。引っ越し中の熱中症も懸念されます。もしこの時期に引っ越しを依頼するなら引っ越し業者の方のことも気遣ってあげる必要があるでしょう。
■閑散期に探すと希望の物件がない場合も
条件がよい物件は、すぐに借り手が見つかります。閑散期に残っている物件は、理想とは異なるという場合が多いかもしれません。すべての条件を叶えてくれる物件に出会える確率が少ないというのは閑散期の住まい探しのデメリットです。
■必ず値引きしてもらえるとは限らない
家賃交渉や引っ越し料金の交渉など、必ず希望している価格に値引き交渉ができるわけではありません。応じてもらえる可能性が高いというだけなので注意しましょう。
賃貸不動産の閑散期に部屋を探すメリットやデメリットをお伝えしました。希望の物件を見つけたい場合、閑散期では難しいということもあります。引っ越しのタイミングは慎重に考えたほうがよいでしょう。東武東上線沿いで住まいを探されている人は、まずは近くの不動産会社に問合せしてみてください。