不動産契約の流れとは?
不動産を借りる場合には契約をする必要がありますが、その流れを理解しておくと無駄なく無理なく良い物件を見つけることができるようになります。
では、どのような流れになるでしょうか。物件を見つけるところから鍵をもらうまでの流れを見ていきます。
まずは物件を探すところから始める
東武東上線沿線の物件はたくさんありますが、最終的に入居を実現するためのアプローチの仕方がいくつかあります。
一つは、スマートフォンやパソコンなどから探す方法です。インターネットに接続されていれば、不動産会社の情報を探すことができるでしょう。
ただ、そこには物件の住所は記載されていませんのですぐに物件の場所を見つけることはできません。ですが、周辺地域の最寄り駅や近くの学校あるいはスーパーマーケットからの距離などを考えれば、概ねどのあたりに物件があるかは見当がつきます。
もう一つの方法は、不動産会社に訪れることです。最初から業者に縛られずに探す場合はこの方法でない方がよいですが、詳しく話しを聞いたりそのまま物件の中を見たい場合には、直接訪問した方がよいです。
場所や金額、その他部屋の条件などを伝えると、いくつかの物件のデータを見せてくれます。その中で、気に入ったものがあれば実際に部屋の中を見ることが可能になります。
ただ、まだその物件に人が住んでいる場合には中を見ることができません。
実際に目当ての物件の中を見てみよう
物件の中を見ることができなければ、そのまま契約をする方法もありますが、物件の中を見ることができるならばスタッフに車で連れて行ってもらい中を見せてもらった方が良いです。
写真などで見るよりも、高い臨場感で見ることができるからです。写真で閲覧する場合には、壁の色や部屋の間取りなどはわかるものの天井の高さやその空間自体を感じることができません。実際に部屋の中に入ることができれば、空間を感じることができそこで暮らしているイメージが沸くならばそこに決めてもよいでしょう。
そしてイメージがわかない場合にはまた別の物件を見せてもらう方法があります。1日に2件から3件ぐらいの物件を回っても特に問題はありません。担当者の方もそれぐらいは付き合ってくれます。
お気に入りの物件が決まったも、すぐに契約になるのではなくまず審査があります。
審査は不動産会社が行うのではなく保証会社が行いますので、直接不動産会社に聞いても通るかどうかは明確に答えてくれません。ただ、客観的な条件として家賃に対して最低限必要な年収がありますのでその範囲内ならば答えてくれるでしょう。
年収がわかるように、源泉徴収票や給与明細を提示する必要があります。そのため源泉徴収票や直近の給与明細は常にとっておくようにするべきです。
審査に通ってから入居するまでの流れ
審査に通るといよいよ契約が成立することになります。その後、不動産会社から提出してほしいと言われた必要書類を提出するようにします。長期間提出しないと、契約が取り消されてしまいますので注意しましょう。
契約の際、敷金がどれぐらいになるのかをしっかり見ておきましょう。通常は1か月分になりますがペットなどを飼う場合には2ヶ月分支払わなければならないこともあります。
また、1年に一度ないしは2年に一度更新費用を支払わなければならないところもあります。この費用がいくらになるかも確認しておかなければなりません。
初期費用のお金を支払うと、いよいよ契約も終わり最終的に鍵をもらうことができます。鍵をもらった後は引っ越しをするだけになりますので、引っ越しの日程を決めておきます。
引っ越しの段階まで来るとすべての契約が終了して後はいつでも部屋の中に入るだけで新生活をスタートすることが可能です。
不動産物件を借りる場合には、まず契約の前に物件の確認しておく必要があります。お気に入りの物件が見つかっても、中を閲覧することができない場合もありますので、その場合はいくつかの資料からそこがよいかどうかを判断する必要があるでしょう。
部屋の中を見てその部屋がよければそこで仮契約になり書類などを提出して審査に通れば本契約になります。その段階では、敷金や礼金がどれぐらいになるか、そして1年から2年に一度支払わなければいけない更新費用がどれぐらいなのかを確認しておくことが必要です。
