賃貸不動産の契約時に必要な書類とは?事前にしっかり確認!
賃貸不動産を契約する際は、さまざまな書類を用意しなければいけません。具体的にどのような書類を用意しなければいけないのでしょうか。この記事では事前に用意しなければならない書類についてまとめておきます。この記事を読んで不備のないようにしましょう。
賃貸不動産の契約時に必要な書類
賃貸不動産の契約時に必要な書類についてみておきましょう。
■身分証明書
運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの身分証明書のコピーが必要になります。
■住民票
現住所を正式に記載するために住民票も必要です。住民票は発行からの期限を設けている仲介会社が多いので事前に確認しましょう。だいたいの会社では、3ヶ月以内のものとされていることが多いです。
■印鑑と印鑑証明
書類に捺印する際は、印鑑が必要です。この時「実印」が必要な場合は、印鑑証明書も必要になるので注意しましょう。
■収入を証明できる書類
収入を証明できる書類も必要になります。源泉徴収票や納税証明書などがあります。フリーランスや自営業をされている人は、安定した収入の証明が難しい場合もあるかもしれません。とくにフリーランスは審査も厳しくなる傾向があるとされているので、家賃があまりにも高い物件は契約が難しいこともあると知っておきましょう。収入の証明は、直近の確定申告書や納税証明書で可能です。
学生の場合、未成年だと保護者が契約者となる可能性が高いです。新社会人の場合や転職してすぐという人は、労働条件通知書や内定通知書、給与明細の3か月分、預金通帳3か月分のコピーなどを用意することで収入の証明にできます。
■連帯保証人の書類
連帯保証人となる人の住民票や印鑑証明書、収入証明などが求められることが多いです。保証人となってくれる人のサインと捺印も必要となるのでお願いしておきましょう。連帯保証人は、家族や親族などに依頼することが多いです。
賃貸不動産の契約時にかかる費用の目安
賃貸不動産の契約時にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。契約時にかかる費用の目安についてまとめておきます。
■申込金
申し込みの時点で申込金が必要となる場合があります。契約が成立した際やキャンセルした際には返還されます。
■敷金や礼金と前払い家賃
万が一家賃を滞納してしまった時のための補填として使われる敷金、そして貸主に対してお礼として支払う礼金、家賃の前払い分は、入居時に賃主に支払います。
敷金と礼金がゼロという物件の場合は、前払い家賃だけが必要となります。前払い家賃は、一般的に家賃1か月分から2か月分となっているので、支払いできるように用意しておきましょう。物件により何か月分支払うのかは異なります。事前に確認してください。
■仲介手数料
仲介手数料は、不動産会社に支払いする手数料です。家賃の1か月分という決まりがあります。
■火災保険への加入
多くの物件で火災保険へ加入することが義務付けられています。火災保険の加入には5,000円~2万円ほどかかります。
賃貸不動産の契約時に注意するべきポイント
賃貸不動産の契約時に注意するべきポイントについてまとめておきます。
■支払い方法と期日の確認
契約の際は、支払い方法や支払い期日の確認をしましょう。現金で支払うのか、振込するのか、いつまでに支払いが必要なのかしっかり確認してください。支払いをした後は、領収書を必ず保管しておきましょう。支払いを証明できるものを用意しておくことでトラブルを防げます。
賃貸不動産の契約時に必要な書類についてお伝えしました。これから契約をするという人は、不足することがないように用意をしておきましょう。また、仲介会社によって必要となる書類が異なるケースもあるため、念のため事前に確認するようにしてください。
