賃貸不動産の初期費用を安く抑えるテクニックについて解説！

賃貸物件を借りたい場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。賃貸物件の初期費用は決して安くないので、できるだけ初期費用は抑えたいですよね。この記事では不動産を借りる際の初期費用を抑える方法についてもまとめているため、ぜひチェックしてくださいね！

賃貸不動産の初期費用の内訳

賃貸不動産の初期費用について例をまとめておきます。これによって、どれくらいの費用がかかるのか大まかに分かるでしょう。

初期費用に含まれる項目は、敷金・礼金・前家賃・日割家賃・鍵交換費用・火災保険料・仲介手数料・保証会社利用料が挙げられます。

敷金や礼金は、家賃の0.5～1か月分が相場です。前家賃は、家賃1か月分、日割家賃は、入居するタイミングで変わってきます。鍵交換にかかる費用は1万5,000円から2万円ほど、火災保険料はおよそ1万5,000円、仲介手数料は家賃の0.5～1か月分、保証会社利用料は家賃と管理費の合計50～100%が目安となっています。その他サービス内容によって別の費用がかかる可能性もあります。

これを実際の家賃に当てはめて計算することで、おおまかにかかる費用が分かるでしょう。

賃貸不動産の初期費用を安く抑えるテクニック

賃貸不動産の初期費用を安く抑えたい場合、下記のような点に注意するとよいでしょう。

■敷金や礼金がゼロの物件を探す

賃貸物件の中には、敷金や礼金がかからない物件もあります。そのような物件を探すことで、初期費用を抑えることができます。敷金や礼金がそれぞれ家賃の1か月分かかる場合、両方ゼロ円なら家賃2か月分が浮くことになります。これは大きな節約になるでしょう。

■フリーレント物件を探す

入居してから一定期間家賃がゼロという物件がフリートレント物件です。なかなか入居してくれる人が見つからない場合にこのようなサービスをしているケースがあります。しかし、なかなか入居されない＝人気がない物件ともいえるので、立地条件や物件の設備などがあまりよくない場合もあるでしょう。

■入居するタイミングを月初めにする

入居日が月初めのほうが前家賃の支払いを月末まで待ってもらえる可能性が高いです。すぐに支払いできない場合も安心です。

■仲介手数料が安い不動産会社を探す

仲介手数料が安い不動産会社を探すことで、費用を抑えて入居できます。上限は1か月分の家賃と消費税となっていますが、それよりも安い仲介手数料の不動産会社もありますし、ゼロという会社もあります。仲介手数料を抑えることで初期費用はかなり安くなるでしょう。

■交渉しやすい不動産会社を探す

敷金や礼金に関しての交渉は、不動産会社と大家さんや管理会社の関係がよい方が応じてもらいやすいです。交渉に強い不動産会社を探しましょう。

賃貸不動産の初期費用の交渉時に注意するべきポイント

賃貸不動産の初期費用の交渉時に注意するべきポイントについてまとめておきます。

■交渉が成立したら必ず契約することを伝える

交渉する際は、必ず契約するということを伝えると応じてもらいやすくなります。必ず住んでくれると見込めれば、閑散期だとより交渉を成立させやすいです。

■具体的な金額を提示する

金額を交渉する際は、具体的に金額を提示してください。「○円くらいになれば・・・」というような曖昧な表現だと、間を取った金額で交渉を進められてしまう場合があります。「○○円」なら契約しますというように伝えるのがおすすめです。

■交渉にこだわり過ぎない

交渉に応じてもらえるのが当たり前だというような感じで話をしてしまうのは辞めましょう。お願いする形で交渉することで、もし交渉が上手くいかなかった場合でも他の物件を紹介してもらいやすくなるでしょう。

賃貸不動産の初期費用を安く抑える方法についてお伝えしました。今回紹介したテクニックで、初期費用を抑えることができるかもしれません！初期費用を抑えて浮いた費用で新生活に必要なものを買うことができます。できるだけ費用を抑えたいという人は、参考にしてみてください。